もしも石油王と結婚したら女性からは離婚できないからズッ嫁だよ!
こんにちは!
クウェートのよしくんです!
2月9日(土)に東京で日本学生支援機構さんの海外留学説明会にクウェート留学生がスピーカーとして話します!
まだチェックしてない方はチェックしてくださいね!
さて、今回はこんな面白いツイートを見かけたので、その内容の詳しい解説をしようと思います!
パパ活になるかわからないけど、友達のパパ活艶女に石油王の御曹司嫁探し案件来てた。
某国の某油田45%の採掘権及び精製運搬を一手に引き受ける石油王の跡取り息子の嫁探し。
応募者の中から数名ピックアップして書類審査→実施でお相手。
石油王が""一年""かけて審査して気に入った人に求婚。— まいちゅう🍫🌙.*·̩͙ (@akubicha_) 2019年1月29日
※一生安泰ですが一生相手の言いなりの人生になります。
※ただし欲しいものは過剰に与えてくれるのでバランスは取れてます
※帰国はできますが離婚はできません
※国籍、宗教変わります相手都合での離婚する場合、慰謝料10億円なんだけど、業者が25%もってくらしい🤔🤔🤔
— まいちゅう🍫🌙.*·̩͙ (@akubicha_) 2019年1月29日
石油王の嫁案件
特典はこちら💁♀️💁♂️ pic.twitter.com/Lch1LrxC4o— まいちゅう🍫🌙.*·̩͙ (@akubicha_) 2019年1月29日
この内容、あながち間違ってないかもしれないです。
というより、ウソだとしても少なくとも現地情報に詳しい方が考えたもので間違いないです。
特にこの部分がポイントです
※帰国はできますが離婚はできません
※国籍、宗教変わります
一番下の「国籍、宗教変わります」はまだわかると思います。
イスラーム教徒はイスラーム教徒のみとしか結婚できません。
ちなみに、イスラームに一度入信(改宗)したらその後ほかの宗教に変わることはできないので注意しましょう。
そして問題の「離婚できない」問題です。
イスラーム法では女性に離婚の権利はない
中東の国はイギリスやフランスに占領される前、イスラーム法によって統治されていました。
その後占領されてから、現在に至るまで欧米的な世俗法を使用しています。
しかし!
欧米的世俗法が採用されたのは統治に必要な部分だけです。
つまり、家族法や離婚規定などの民事的な部分はイスラーム法のままなんです。
そのため、女性には離婚申し立ての権利が無いのです。
これは「タラーク」というイスラーム法上の規定に基づきます。
イスラム法上,最も一般的な離婚形式で,夫のみの有する離婚宣告権である。
女は,これに続いて一定期間の「イダー」 idda (待婚期間) に入る。
イダーには3回あり,前2回の期間内には,男はいつでも相手との関係を旧に復しうるし,期間後であっても,新規の婚姻契約を経て,旧に復することが許される。しかし第3回は絶対的で,いかなる形式によっても,旧の関係に復することは許されない。イダー期間中,女が分娩した子は男に属する。
タラークは,禁止の傾向にあり,エジプト,チュニジアでは裁判離婚だけを認めている。
裁判離婚は,当事者の双方に婚姻解消の目的をもって,契約の欠陥などを理由として,裁判官に判定を要求することで,妻が離婚を請求するのは,この方法によるのが古来一般に認められたところであり,その場合正当な理由として,夫の扶養怠慢,不治の病などが認められる。
※コトバンクより引用。
こういうわけで「※帰国はできますが離婚はできません」という条件がつくわけです。
ただし、女性側には結婚に当たって事前に条件申し立てする権利があります。
つまり、結婚の契約書に、
私と結婚し、万が一離婚に至った場合、成立後は月20万を私の口座に振り込むこと。
と書いて契約することも出来ちゃいます。
「これがあるからクウェート人女性とは結婚したくない…」とクウェートの友人は嘆いていました…笑
「離婚の権利がなくてもいいよ!!!」って方。
クウェート人、優しい方多いですしオススメですよ…!笑
結婚は計画的に…笑
クウェート留学相談も受けていますので、このブログの「お問い合わせ」、もしくは以下のリンクを参考にぜひ連絡ください!
VALUもやっています!
読んでくださりありがとうございました!