イスラーム法遵守の取引所が、中東に仮想通貨旋風を起こす?②

2018年11月4日

ADABスピーカー

こんにちは!
クウェートのよしくんです!

前回「イスラーム法に基づく仮想通貨取引所が、中東で仮想通貨を流行らせるのでは?」という趣旨で、

・仮想通貨が中東でどういう議論が行なわれているのか

・どういう主張でイスラーム法を遵守する仮想通貨取引所のプロジェクトが立ちあげられているのか

について説明しました。

その続きとして今回は、

ドバイ発のADAB solutionsのICOが、現在どうなっているのか

これから中東の仮想通貨市場がどうなっていくのか

を書いていこうと思います。

ADAB solutionsのICOは「ソフトキャップ達成!」

ソフトキャップ達成!

プレセールは9月の時点で始まっていましたが、ソフトキャップ(目標最低金額)270万ドル(約3億円)の調達を達成したようです。

ひとまずプロジェクトは開始できるようですね!

11月4日現在は、プレセールを延長した段階で、11月末にはプレセールが終わるようです。

実はADAB solutionsのプロジェクトには、中東の仮想通貨市場の未来を見るにあたってヒントとなるポイントがあります。

そのポイントを確認していきたいと思います。

中東の仮想通貨メディアの不在:ADABCRYPTO

ADABCRYPTO

現状、中東には仮想通貨に特化したメディアがない状態です。

英語やアラビア語で探しましたが、全く見つからず…

見つかっても更新が滞っている状況です。

本来であれば中東視点、イスラーム視点での記事がまとまっているメディアが欲しいところです。

日本語で読める仮想通貨メディアがある僕らはかなり優遇された環境にいるのかもしれません…

 

ADAB solutionsはそれを見越してか、ADABCRYPTOという仮想通貨メディアを作ることをホワイトペーパーで宣言しています。

ADAB solutionsは、取引所での仮想通貨の取り扱いの審査はシャリーア(イスラーム法)評議会を通して行うと言っています。

そのため、ADABCRYPTOでもイスラーム法視点での記事が出てくるのではないかと思っています。

ADABCRYPTOが中東の主要仮想通貨メディアとして台頭するのではないかと、ちょっぴり期待してます…笑

仮想通貨で寄付・送金が活発に行われる未来:ADAB Charity

イスラームには喜捨(ザカートやサダカ)といった、貧者や学生などを支援する寄付の文化があります。

寄付の文化は、仮想通貨の送金システムや投げ銭システムと非常に相性がいいです。

実際、今年のラマダンでは、イギリスに住むトルコ人がモスクへの寄付をビットコインで募り、約2000ドル(約21万9000円)も集まったようです。

こういった動きは、今後イスラーム世界で流行していくと思われます。

それを見越して、ADAB solutionsも「ADAB Charity」というチャリティー活動を行っていくようです。

まとめ

ドバイ景色

中東ではまだまだ仮想通貨というものは賛否両論な状態です。

しかしながら、ADAB solutionsに限らず、イスラーム法に基づいた取引を行えるようにする動きが出てきて徐々に仮想通貨が浸透していくと思われます。

これからの中東仮想通貨市場に関して、今回のADAB solutionsの活動を見てわかる将来的なポイントをまとめると、

イスラームに基づいた取引ができるかどうか

中東の仮想通貨情報が確認できるメディアができて拡がりを見せるかどうか

仮想通貨による寄付・送金が流行するかどうか

となります。

中東の湾岸石油産油国の資産家が仮想通貨市場に参加してきたらほんとに面白くなりそうですよね…笑

これかも中東の仮想通貨ニュース、ADAB solutionsの活動に注目していこうと思います!

読んでくださりありがとうございました!

スポンサーリンク